| 受付日 | 
    
      | 申出者 | 
    
      | 苦情等の内容 
        
          
            |  | 親子登園日に母親は久し振りに園に行ったが、プールで本人が何回も「今日の給食は何?」「お汁に何が入ってる?」等、聞いていた。それに対して職員の返答がなく、ある職員は本人のほうをチラッと向いたが何の声かけもなかった。ああいう光景を見ると、親子日でこれなら単独通園日はちゃんと見てもらっているのか不安。本人は嫌われているのかとも思ってしんどくなった。しばらくしてクラス職員が気づいて返事をしてくれて救われたがつらかった。 |  | 
    
      | 事実確認の状況 
        
          
            |  | プールで泣いてる子どもや抱っこで入っている子ども、目が離せない子どものほうに職員も手いっぱいになっていた。本人が職員に聞いていることに気づいている人と気づいていない人がいたが、母親が指摘した職員は、本人が聞いているのはわかっていたが、自分に対して聞いていると思っていなかったと言う。職員同士の連携が取れていなかった。 |  | 
    
      | 対応状況 
        
          
            |  | 母親からの苦情の後、すぐにクラスの責任者と当該職員に話を聞いた。本人はプールを楽しみに登園していて、一人でプールに入り浮くのを楽しめる子であり、とうしも目の離せない子どものほうに職員の気持ちがいっていた。本人の問いかけに職員が自分に言われてるように感じていなかった。いつも言っている内容なので気に止めていなかった等、本人が自分のことを見てほしい、構ってほしいと思っているという視点がなかったこと等話し合った。 |  | 
    
      | その後の経過 
        
          
            |  | ・経過 母親にはクラス職員がどう本人の問いかけを聞いていたのか、どうして対応が遅れのか、そもそも関わりが少なかったのかを当時の状況や職員の話を含めて報告した。職員に対してはプールでの職員の見方と本人の言わんとすることの意味、職員間の連携について話し合いを持った。
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            |  | ・顛末(結果) 母親はどうしても悪いほうに考えてしまうと言い、本人が職員や友だちと関わりたいと思うようになっているだけに職員にはしっかり見てほしいと話され、了解をいだだいた。
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      | 再発防止のための取り組み 
        
          
            |  | ・具体的要因 それぞれの職員が自分の見ている子どものことで一生懸命で、全体を見ている職員がいてなかった。また職員同士の連携が取れていなかった。
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            |  | ・改善策 クラス全体や個々の職員との話し合いを何度か持ち、特にプールでは見落とし等は事故にもつながるので、職員の体制や子どもを見る視点、理解、保護者の思いについて考える機会を持った。
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            |  | ・改善策の実践状況 子どもの訴えに向き合う姿勢やクラス職員はもとより、クラスを超えて、子どもや職員の対応等で気になることがあった時に率直に声をかけ合い、フォローし合えるようにクラスの話し合いや虐待防止委員会でも話をしている。
 
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