『ことばの教室に通って』 ぶんしゅうせんろより |
Aがことばの教室に通い始めたのは、2歳を少し過ぎたころでした。1歳半健診で、まだあまり言語が出ない、同世代の子とのコミュニケーションが苦手であることを相談したことがきっかけでした。 当時のAは、公園に行っても他のお友達が近づいてくるだけで尻込みしてしまい、私にしがみつき、まったく公園で遊ぶことを楽しめないでいました。家では、お兄ちゃんふたりと、ふつうに遊べるのに、なぜ外では遊ばないのか、私もこの先だいじょうぶだろうかという不安がありました。 ことばの教室に通い始めてからも私からはなれることなく、周囲を気にしながらおもちゃで遊んだりしました。 時には、行くのをいやがった時期もありましたが、毎週成長していることに、今は感謝しています。 ことばの教室に通いつづけ、私自身もいろんなことを学ぶことができました。本人の意思を尊重してあげること、無理にみんなと同じことをさせないことなど、うえのお兄ちゃん達が小さかった時にはあまり考えていなかったことをAの時改めて大切だと教えて頂きました。 これからもしばらく通園させていただくことになり、私もあせらずゆっくりAと共に成長していきたいと思います。 |
淡路こども園 保護者(母) |
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