グループ相談

◎過去のレポート
新しい年を迎えて、今年の抱負について他(2017年1月)

 新しい年を迎えて、参加されている保護者に今年の抱負や子どもへ望む成長の姿、自分の目標などを自由に話してもらいました。保護者からは、健康でいたい、子どもがもっとじょうずにコミュニケーションをとれるようになって会話をしたいという願い、きょうだいで玩具を譲り合って仲良く遊んでほしい、友だちとやりとりして一緒に遊んでほしいというものや、環境の変化(就学等)に負けず元気に過ごしてほしいというものがありました。

 コミュニケーションの上達の願いのなかで、子どもが外出先でかんしゃくを起こしたときの対応について話があがりました。他の人から理解のない言葉をかけられたり、にらまれたりすることがあり、しんどい思いをしたとのことでした。つらい思いはみんなで共有しながらも、母親の周囲への気遣いが過度になると、子どもに対してイライラし、強い関わりになるのは悪影響だと話し合いました。

 また、子どもへの成長の願いのなかでこの間、弟が産まれた保護者から弟に手がかかるため、「兄として身辺自立をしてほしい」とがんばって着脱をさせているという話があがりました。園長から、ただでさえ、兄は主張を我慢したり、遠慮しがちであることを伝えてもらい、母親も強い関わりになるのではなく、うまく「手伝って」と頼れる無理をさせない関わりを目指したほうがよいと助言をしてもらいました。その保護者も本人の甘えたい気持ちは理解しており、積極的に二人で過ごす時間を作ったり、かまってあげられないときは謝っているとのことでした。それでもきょうだい二人の育児は大変と負担感を参加された保護者に話していました。

 その流れで夫の協力を得たいが、うまく気づいてくれない、大変な時に共感より非難するような言葉かけをされるなど腹が立つことも多いと話される保護者がおり、他の参加者に夫への思いを話してもらいました。各家庭で様々な見方や接し方があり、母親がイライラしない方法をとっている方が多かったです。どこの家庭も夫への思いは共感できることがあり、笑いを交えながら話をされていました。

 今回のグループ相談は、神奈川県から見学に来られた障がい者生活介護事業所のサービス管理責任者と障がい児発達支援センターの放課後等デイ担当の管理責任者の方お二人が参加されました。参加された方のうち、放課後等デイの職員の方は、自らのデイに来ている子どもの様子などを話され、学校行事の時は不安定になりやすいことや、その地域の施設間の連携や、学校との連携がもっとできたらということを話されていました。

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