集団になじみにくい、ことばが出ない、こだわりが強い、等々の広汎性発達障害といわれる子どもたちの問題は今、現場の関係者にとって大きな関心事になっています。一方、こうした発達障害に対するいろいろな考え方や療育方法が氾濫しています。これは障害児・者を支援する現場実践者にとって、混乱と不安を与える状況をつくっていることでもあります。 このような時期だけに、子どもから成人までのライフサイクルを通した視点をもって障害児・者にとって、「どんな行動にも意味がある」というテーマで2回の連続講座を企画しました。 子どもの発達について造詣の深い鯨岡峻氏(中京大学心理学部教授)、障害者福祉の理論的指導者である松端克文氏(桃山学院大学社会学部准教授)と赤塚光子氏(元立教大学コミュニティ福祉学部教授)をお迎えし、具体的な事例をともないながら内容を深めていきたいと思います。 |
日時 : | 2日目 2010年8月21日 午前10時30分〜午後4時 |
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会場 : | 大阪国際会議場 グランキューブ大阪 | ||||||||||
対象 : | 保育士、幼稚園教論、教師、福祉関係者、保護者、学生、 その他関心のある方 |
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内容 : |
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参加費 : | 【一般】1日につき2,500円、【学生】1日につき1,000円 | ||||||||||
問合せ : | アイ・サポート研究所 〒533-0004 大阪市東淀川区小松1-13-3 水仙福祉会内 <TEL>06-6327-7675 <E-mail>i_support@suisen.or.jp |
報告 | ⇒写真 ⇒参加者の声 | |
第2回は8月21日(土)大阪国際会議場(グランキューブ大阪)を会場に、203人の方にご参加いただきました。午前は第1回のシンポジウムでコーディネーターを務めていただいた松端克文氏(桃山学院大学准教授)にご講演いただきました。テーマは『ライフサイクルを通した本人主体の支援』でした。午後からは当法人施設からの事例発表を行ないました。コメンテーターとして、障害者福祉の理論的指導者である赤塚光子氏(元・立教大学教授)、午前にご講演いただいた松端氏にご登壇いただきました。まず、加藤啓一郎・ワークセンター豊新施設長より『行動の意味の理解について』というテーマで、事例発表の論点を説明。その後、松村成子・アイ・サポート研究所主任が『激しい行動障害を示す人の理解と支援』について事例発表を行い、続いて田代直美・ワークセンター豊新主任と竹本恵・地域生活支援センター風の輪職員が『「頑張ります」は「我慢します」?』をテーマに事例発表を行ないました。最後に連続講座全体を通してのまとめを赤塚氏よりしていただき、こうして連続講座は盛況のうち終了いたしました。 |
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参加者の声 | |
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