2019年 発達講座
「支援の原点と意味了解的アプローチ-自尊感情・自己肯定感に焦点をあてて-」

行動障がいについて考える
 障がいのある子どもの生活においては、幼少期から、できることを増やすための働きかけが強くなりがちです。その結果子どもは自信を損ないやすく、元来の願いとは裏腹に、様々な生きにくさにつながる危険をはらんでいます。
 水仙福祉会では、乳幼児期・学齢期・成人期にわたる長年の支援を行なってきました。激しい自傷や暴力、必死なこだわりといった「行動障がい」を、本人の訴え・表現としてその意味を受けとめ、背景にある思いに寄り添って周囲の人との関係を調整していく支援を〈意味了解的アプローチ〉として提唱しています。
 今回の講座では、心理の立場から支援の原点について鯨岡峻先生に、また福祉の立場から意味了解的な支援について松端克文先生にご講演いただきます。実践報告では、成人期の利用者への長期にわたる支援と幼児期の支援を紹介します。支援者との信頼関係を基盤とした「自分で決める」営みへの支援が、その人の存在を認め、ひいては自尊感情・自己肯定感につながっていることを、事例を通して検討します。

■日時
2019年12月21日(土)
午前9時45分~午後4時30分 (開場 午前9時30分)
■会場
大阪府教育会館 たかつガーデン 8階 「たかつ」
(大阪市天王寺区東高津町7-11 ℡:06-6768-3911)
■対象
福祉施設職員、教師、保育士、幼稚園教諭、学生、ご家族、その他関心のある方
■内容
支援の原点をもとめて
鯨岡 峻(京都大学名誉教授)
水仙福祉会の支援事例から
①幼児期の事例
「問題行動」のある子どもへの支援
姫島こども園(児童発達支援センター)
水仙福祉会の支援事例から
②成人期の事例
「行動障がい」のある人への支援
風の子そだち園(生活介護事業所)
ワークセンター豊新(生活介護事業所)
福祉の観点から見た意味了解的アプローチ
松端克文
詳細はチラシをご覧ください< 表面裏面 (PDFファイル) >
■参加費
【一般】3,000円 【学生】1,000円
※学生の方は当日学生証を必ずお持ちください
※受講料は返金できません、代理出席は可能です
■定員
200人
※定員になり次第締切らせていただきます
■問合せ
アイ・サポート研究所
〒533-0004 大阪市東淀川区小松1-13-3 水仙福祉会内
<TEL>06-6327-7675 <E-mail>i_support@suisen.or.jp

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