法人情報

◇ 事業計画・報告

【平成25年度 事業計画】
 【1】法人事業
 【2】風の子保育園・風の子ベビーホーム
 【3】風の子児童館子どもの家
 【4】淡路こども園
 【5】姫島こども園
 【6】風の子そだち園
 【7】ワークセンター豊新
 【8】水仙の家
 【9】障がい者地域生活支援センター風の輪
 【10】淡路こども園デイサービス
理事会・評議員会(平成25年3月21日)にて承認
【1】 法人事業
  1. 平成24年12月から着工された風の子保育園の建替え建設については、補助事業が平成24年度事業であるが遅れて着工せざるを得なかったため、平成25年に繰り越しされて完成することになった。予定では8月〜9月に完工し、開園は10月〜11月になる予定である。開園のあかつきには、これまで以上の地域に信頼される保育園にしていきたい。

  2. 指定管理を受けている「淡路こども園」ならびに「姫島こども園」の両園とも建物の老朽化が著しく、早急に修理を要するところが多い。大阪市の対応が遅々として進まないので、事故のないよう充分な注意を払っていく。

  3. 「風の子そだち園」ならびに「ワークセンター豊新」の保護者が高齢化していることから、ケアホームの増設の要望が非常に高いものになっている。このため、早急な対策を取らなければならないが、この資金造成について計画的な準備を進めていく。

  4. 法人独自で主催してきた「発達講座」は、大変好評を受けているので、今年度も第4回目の「発達講座」を10月に実施できるよう準備を進めていく。

  5. 障がいならびに高齢の施設については、大阪市が進める「福祉避難所」としての役割を積極的に受け入れ、地域に貢献していく。

  6. 法人内職員の資格取得については今年度も積極的に応援し、社会福祉士、介護福祉士、ホームヘルパー、ガイドヘルパー等必要な資格が取れるよう進めていく。

  7. 福祉関係職員の求人難の時代であるだけに、長期的な人材確保の対策を検討していく必要がある。そのため、養成校との関係を深めていく新たな、積極的対応を行なっていきたい。
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【2】 風の子保育園・風の子ベビーホーム
  1. 事業について
    (1) 風の子保育園の園舎完成に伴い、子ども達が新園舎への移動が混乱しないように実施できる様努める。
    (2) 平成25年度の入園希望児も区内随一の多数で、信頼され評価を得ている。今年度もそのニーズに応えられる施設としての努力をしていく。具体的には新保育所保育指針に沿った保育課程により、保育の充実を目指し、知、情、意を豊かに育てる指導を行なっていく。
    (3) 保護者会との連携を一層強化する。昨年度見直しされた活動を大切に引きついでいくと共に参加協力を高めていく。

  2. 保護者相談
    (1) 保護者の相談事業に力を入れ、年々増加傾向にあるうつ病を初めとした保護者が抱える問題について、保育園だけでなく、法人の精神科医のカウンセリング、臨床心理士などの専門機関と連携しながら家族の支援をしていく。
    (2) 保護者との育児相談や個別懇談を必要に応じて行う事により、最近増加傾向にある虐待の早期発見又、育児が難しい保護者に対しての支援を行なう。それと共に職員間で話し合う時間と場を設定し、園内で共通認識を持つ。

  3. 職員の資質向上について
    (1) 職員研修や職員会議の回数を増やし、年間をみすえて充実させていく。また、その中で子どもを主体とする保育の考え方を共有できるように深め、実際の保育にどのように反映させていけばよいかを学ぶ。そして職員の3園(ベビーホーム・保育園・児童館)連携をより一層深めていく。
    (2) 職場での悩みや人間関係でのストレス対策に心がけ、精神科医の専門カウンセラーに繋いで、心の健康保持および増進を目指す。

  4. 保育内容
    (1) 年間を通しての行事の見直しを引き続きしていく。行事の中味を子どもが主体となって参加できる物にきりかえていく。また、年間を通して追われているような行事ではなく、ゆったりと楽しめる物に工夫する。
    (2) 本園が開拓的に行なってきた障がい児保育については、同法人経営の知的障がい児通園施設「淡路こども園」とこれまでどおり連携しながら、障がい児への支援を行なっていく。
    (3) 10時間を越える長時間の保育の危険性を考え、どのように家庭的保育に近づけていくのかを考え、環境や人手の工夫をしていく。また、保育時間差が非常に大きい事に注目し、園での生活時間をゆるやかにできる工夫をしていく。
    (4) 平成25度も食育に力を入れ、家庭的な総合内容にしていく。風の子ベビーホーム園庭では、子どもたちと共に花や野菜の栽培と、収穫から調理にかけて身近に感じられるようにする。また、保育士、栄養士、調理師の連携を密にし、保護者にも紹介する場をもち、保護者が「食」に関心をもって家庭での生活にとり入れていけるように努める。
    (5) 今年度より1歳児の保育士配置基準が、1歳児6人に対して保育士1人となったため、事故が起こらないよう今まで以上に、安全保育に努める。

  5. 地域活動について
    (1) 地域子育て支援拠点事業(センター型)について、増加する参加申込者が十分参加できるよう、回数やスタッフ数、そして中身の充実化を図る。また、相談事業に力を入れ、保護者への助言また、地域の子育て支援グループと積極的に情報交換を行ないながら、必要な支援、活動の輪を広げていく。
    (2) 東淀川区アクションプラン推進委員会に参加し、他施設や地域組織・団体とつながりを持ちながら地域福祉に貢献していく。
    (3) 大阪市地域活動協議会(地活協)が主催する行事に積極的に参加し、交流の場を増やす。
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【3】 風の子児童館子どもの家
  1. 子どもの家事業について
    (1) 平成25年度は、小松と新庄小学校校区の歩いて通える地域から、風の子保育園を卒園した新1年生12人の新規登録がある。1年生から6年生までの計46人の児童の受け入れをするので、安全面に留意し、行事中心にならないよう注意しながら、日々の生活に基づく活動に重きを置いて活動内容の充実を図る。
    (2) 大阪市子どもの家事業が、今年度で廃止の方向で進んでいるので、保護者にも子どもたちにも不安が広がらないように努め、来年度以降の受け入れについて検討し、補助金減額による変更等については保護者への理解を求めていく。

  2. 保護者相談について
    (1) 保護者との懇談会や個別相談等を通して、学校における「いじめ」をはじめとする学齢期の問題や課題をともに考えていく。
    (2) 平成23年度初めて試みたベビーホーム・保育園・児童館の3施設合同懇談会においては、児童館の保護者が、先輩として助言し、本音で語り合える場になるよう協力を得られたので、平成25年度もそのような保護者間の繋がりも支えていく。

  3. 自然体験について
    (1) 子どもたちに人気のある「自然学校」等の活動は、今年も丹波や比良の施設を活用して、計画段階から子どもたちの主体性が育つように配慮しながら実施する。
    (2) 内容については、法人内外の自然に関する専門スタッフの協力を得て、実のあるものにしていく。
    (3) 現地での活動にとどまらず、食育や園芸等の日々の活動にも繋がっていくように努める。

  4. 地域活動について
    (1) 地域の子どもとその保護者と一緒に実施している「どんぐりクラブ」においては、協力的な保護者が偏りがちである。活動の主体は保護者と子どもたちであること再確認し、保護者同士や卒業生、OBとの結びつきも進めながら、地域における子育てをバックアップする。
    (2) 大阪市地域福祉施設協議会が主催する行事には、風の子児童館子どもの家の日常の活動に支障のないように選択的に参加する。

  5. 児童デイサービス事業について
    (1) 風の子デイサービスは7年目にはいり、契約児童は小学1年生から高2年生まで幅広くなっている。
    (2) 昨年9月より土曜日を開設し、淡路デイサービスから移行のケースを受け入れて個別での支援もスタートしているので、土曜保育と連携しながら支援体制を整えていく。
    (3) 障がいの重いケースの家族支援や、進学・就職をはじめとする様々な相談に応じていけるように、支援センターや法人内の施設の協力を仰ぎ、地域の障がいのある児童とその家族のニードに対応していく。

  6. 職員の資質向上について
    (1) 保育園、ベビーホームの研修や会議に出席し、一貫した子どもの育ちの理解や職員間での考え方の共通理解を深める。
    (2) 外部で行なわれる研修にも、積極的に参加していく。
    (3) 心身ともに大きく成長する学齢期の子どもたちとの活動において、メンタル面を含めての健康維持が不可欠であることをそれぞれが再認識して、健康管理に努める。また、精神面での不安がある場合は、法人の専門カウンセラーや精神科医にも繋いで、心の健康保持および増進を目指す。
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【4】 淡路こども園
 昨年度、大阪市から指定管理者制度の指定を受けて2年目に入る。また昨年度、児童福祉法に基づき新たにスタートした「福祉型児童発達支援センター」も平成25年度は2年目に入る。地域の障がい児とその家族への支援を提供するセンター的な役割を担うことが期待されており、事業内容としては児童発達支援(従来の通園療育)のみならず、保育所等訪問支援事業、障害児相談支援事業等を充実させていく。
  1. 児童発達支援センター(通園)
    (1) 30人定員でスタートする。
    (2) 本人主体の療育をより充実させる。
    「本人の意思を尊重し、人への信頼・自尊感情を育む」「園と家庭が協力して子どもの成長を支える」「ライフサイクル支援」という園の基本方針に基づき、園と家庭が車の両輪となって本人主体の療育に取り組む。
    (3) 専門性の充実。
    日々の療育の質を高めるために、アートセラピー、音楽療法、作業療法、ベビーマッサージ、運動発達相談、医療相談、発達テストなど、個別の専門的支援を更に充実させる。
    (4) 家族支援を充実させる。
    @ 親子通園日の親子で楽しめる活動、グル?プ相談、個別相談、子育てセミナーなどを通して、家族の抱える悩みや困難が軽減し、保護者がゆとりと見通しをもって子育てができるように支援する。また、保護者会などで同じ立場にいる保護者同士が支え合う関係が出来るように援助する。
    A 母子関係のみならず、父親、きょうだいとの関係も視野に入れて、親子通園、家族行事への父親の参加を呼びかける。また父親の集い(グループ相談、懇親会等)を適宜組み入れ、父母が協力して子育てに取り組めるよう支援する。
    B 親子通園日の弟妹保育、兄姉活動(長期休みの時期)に積極的に取り組み、家族の間に良い家族関係が育まれるように支援する。
    (5) 栄養士・調理師と直接療育に携わる職員とが連携し、献立や盛り付けの検討、食器の改善、アレルギーの子どもへの配慮や偏食への対応、胃ろうのこどもへの医療的ケア―も含めて「食育」に力を入れる。
    (6) ワークセンター豊新風工房の成人利用者との交流、西淡路第2保育園との交流保育を積極的に行なう。
    (7) 「淡路こども園友の会」(修了生の父兄の会)の活動が活性化するように協力する。

  2. 相談事業
    (1) 障害児相談支援事業
    (2) 保育所等訪問支援事業
    平成24年度及びそれ以前に卒園した子どもの保護者への新規事業の周知・広報、及び保育所、幼稚園、学校等に対する積極的な広報等により、利用者の確保に努める。
    (3) ことばの教室
    知的障がいや発達障がいの疑いのある在宅幼児と保護者を対象とした「ことばの教室」は、親子の関わり方を学ぶ良い機会になっているので、継続して多くの人に利用していただけるように努める。その上で、密度の高い支援が必要なケースは淡路こども園への通園を、幼稚園・保育所に就園するケースは就園後の発達教室の利用を積極的に勧める。

  3. 職員の資質向上をめざす
    (1) 幼児期から成人期までライフサイクルを視野に入れた理解と支援を深め、質の高い本人主体の療育と家族支援が提供できるように、職員研修に力を入れる。
    @ ケース討議の充実
    A より適切な個別支援計画の作成
    B 子どもの発達・障がいに関する勉強会
    C 保育技術や教材の工夫
    D 職員の連携、保護者へのサポートの仕方
    など、園内研修だけでなく、必要に応じて姫島こども園(幼児通園)、ワークセンター豊新(成人通所)、風の子そだち園(成人通所)との合同研修、職員交流を企画し充実させる。
    (2) アイ・サポート研究所と連携し、法人内研修の企画、実施に参画する。

  4. 丹波・比良の自然を身近にする
    (1) 丹波、比良の自然体験施設の利用、丹波で採れた食材、加工品の販売、給食での利用等を通して、自然への関心・感性を育てる。また、職員の丹波作業については、日常の保育・療育に繋がっていくように意識して取り組む。
    (2) 利用者や家族にも自然に対する興味・関心を深めるために、丹波の草花、食材等の情報、写真などを展示したり、給食だよりに記事を載せたり、遠足、収穫(梅、サツマイモその他)など積極的に参加できる機会を企画する。

  5. 地域との連携について
    (1) 東淀川区自立支援協議会子ども部会等に積極的に参加し、地域と連携して相談しあえる体制作りをしていく。
    (2) 2年目を迎える「児童発達支援センター」として、地域の中でセンター的役割が果たせるように、通園事業と相談事業の充実を図るために大阪市こども相談センター、各区保健福祉センター、家庭児童相談室、他の児童発達支援センター(福祉型、医療型)、児童発達支援事業所、保育所、幼稚園、学校、民生委員・児童委員、子育て支援団体、病院等の関係機関との連携を深め、悩みを抱える発達障がいや知的障がいのある子どもと保護者に利用してもらえるように努める。また、地域の保育所、幼稚園、学校への支援の一環として、職員研修への講師派遣(障害児等療育相談事業)、講演会の企画などを実施する。
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【5】 姫島こども園
 平成25年度は、「児童発達支援センター」としてスタートして2年目、大阪市から指定管理者の指定を受けて4年目(最終年)に当る。障がい児とその家族への支援を提供するセンター的役割が果たせるよう、児童発達支援(従来の通園療育)に加え、保育所等訪問支援事業、障害児相談支援事業等を充実させていく。
  1. 児童発達支援事業
    (1) 4月より40人定員を充足してのスタートとなる。
    (2) 本人主体の療育
    従来の「本人の意思を尊重し、人への信頼・自尊感情を育む」「園と家庭が協力して子どもの成長を支える」「ライフサイクル支援」という基本方針に基づき、園と家庭が車の両輪となって支援に取り組む。
    (3) 専門性の確保
    療育の質を高めるために、一人ひとりの子どもの発達状況に応じた保育を基本に、アートセラピー、運動発達相談、医療相談、発達評価など、個別の専門的支援を充実させる
    (4) 家族支援を充実させる
    @ 親子通園により、親子が遊びや活動を一緒に楽しみ、気持ちの通じ合う関係を築けるよう、現場において具体的支援・助言を行なう。
    A 子育てセミナー・グループ相談・個別相談等を通して、保護者(特に母親)の抱える悩みや困難が軽減し、ゆとりと見通しをもって子育てができるように支援する。また、同じ立場にある保護者同士が支え合う関係ができるように援助する。
    B 父母が協力して子育てに取り組めるように、父親に家族行事への参加を呼びかけ、父親同士の集い(懇親会、勉強会)を実施する。
    (5) 保育者と栄養士・調理師とが連携し、献立や偏食、アレルギーへの対応、クラスでの盛り付け、食器の改善など、「食育」に力を入れる。
    (6) 風の子そだち園の利用者との積極的な交流を引き続き図る(園児との関
    わり、掃除などの手伝いなど、何ができるかを検討・実施する)。

  2. 療育相談等の充実
    (1) 障害児相談支援事業
    対象を通園児だけでなく、一般の障がい児に広げていく
    (2) 保育所等訪問支援事業
    平成24年度の卒園児を含めて、卒園児の保護者に対して本事業を周知・広報すると共に、保育所、幼稚園、学校等に対して積極的な広報を行ない、本事業の利用促進に努める
    (3) 昨年度開設した発達教室(幼稚園、保育所の通園児の親子が対象)、及び卒園児の保護者のグループ相談を充実させる。幼稚園、保育所の職員の来園を働きかけるなど、積極的な連携を図る。また、新たに学齢児に対する親子教室の開設や保護者相談のできる場を作る。
    (4) 地域の在宅幼児と保護者を対象とした親子教室を引き続き実施する。
    (5) 昨年は実現できなかった、地域の保育所、幼稚園、学校への支援の一環として、発達講座の開設、職員研修への講師派遣を実施する(障害児等療育支援事業の活用)。

  3. 職員の資質向上をめざす
    (1) 質の高い療育と家族支援に向けて、理論と実践が結びつく研修を目指す。
    @ 経験の浅い職員は、風の子ベビーホーム、保育園で健常児の保育を経験する機会を持ち、発達や障がいの基本的理解が得られるようにする。
    A 日常療育の現場指導、ビデオ録画、淡路こども園・風の子そだち園等との合同研修、職員交流等を通して、子どもと基本的信頼関係を築くための配慮、幼児期から成人期を視野に入れた理解と支援、職員同士の連携について学ぶ。
    B 定期的なケース討議を積み重ね、より適切な個別支援計画の作成、より良い支援のあり方を学ぶ。
    C 職員は各々得意・専門分野の研鑚を積む(保育内容や教材の工夫、音楽、運動発達、発達評価など)。
    (2) アイ・サポート研究所と連携し、法人内研修の企画、実施に参画する。

  4. 丹波・比良の自然をより身近なものにする
    (1) 「丹波の家」「丹波風の家」「比良風の家」の自然体験施設の利用、丹波で採れた食材、加工品の販売、昼食での利用等を通して、自然への関心・感性を育てる。
    (2) 職員は、日常の保育・療育に繋がっていくように、家族行事や作業に問題意識をもって取り組む。
    (3) 利用者や家族にも自然に対する興味・関心・理解を持ってもらえるよう、通園児だけでなく卒園児にも参加を呼びかけ、家族行事で積極的に利用する。

  5. 地域との連携について
    (1) 地域の保育所、幼稚園、小学校、子育て支援グループと交流の場をもつ。
    (2) 同法人の風の子そだち園、風の輪と共に、西淀川区アクションプラン障害者部会、西淀川区地域自立支援協議会こども部会への参加を通して、地域福祉の推進に積極的に関わる。また、平成25年度に発足する姫島地域等の地域活動協議会に参加し、地域の障がい児者の福祉的課題の掘り起こしや解決に寄与する。
    (3) 防災訓練、子育てプラザまつりなど、地域の活動に積極的に参加し、園のことを知ってもらい相談等の利用に繋げると共に、親子通園時に必要なボランティアが確保できるよう努める。
    (4) 児童発達支援センターとして、地域の中でセンター的役割を果たせるように、大阪市こども相談センター、各区保健福祉センター、家庭児童相談室、他の児童発達支援センター、児童発達支援事業所、保育所、幼稚園、学校、民生委員・児童委員、子育て支援団体、病院等の関係機関との連携を深める。
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【6】 風の子そだち園
  1. 基本方針
    「本人の主体性を尊重し、自尊感情を持ったひとりの人として地域で安心して生活できるように」
    「一人ひとりが家族や友達、地域の人と共に良い関係で繋がっていけるように」
    「一人ひとりが家族の一員として世話されるだけの存在ではなく、家族や人にも役に立ちたいと思っている存在であるということを尊重する」


  2. 事業内容
    (1) 本人の日中の施設支援
    @ 個別支援計画がより個々の課題に見合った内容となるようにアセスメントの再検討し日中活動を行なう。
    A 94%が重度であるが、言葉を話せなくてもコミュニケーションをとりやすい人ととりにくい人とを組み合わせ、5グループ(宙グループ、虹グループ、陽グループ、土グループ、べえかりぃ・喫茶グループ)に分け活動する。但し、集団やグループに所属しにくい個性的な利用者に対して本人の特性に対応する取り組みが課題である。
    B 活動内容
    @ 利用者の可能性を引き出し、意欲が出るような活動を取り組む
    製菓、製パン・地域の人や企業からの注文や販売
    丹波作業・畑や収穫作業、周辺整備、農産物の仕入れ
    丹波の収穫物の加工・昼食への活用と商品化
    調理活動・食べるものを作ることを楽しむ調理
    EMボカシ・生ごみの発酵促進剤に利用するボカシ作り
    園芸・花を育てたり、リースやハーブティーを作る
    A 本人の理解、自己表現の力を育てる活動。
    手織り・思いのままに色を選び織る。専門家が作品に仕上げる
    アートセラピー・絵にする自己表現を通し本人の理解を深める
    ギターセラピー・好きな曲とともにコミュニケーションをとる
    ミュージックセラピー・グループや個別でのセッションを行なう
    フリーミュージック・好きな歌を唄い、自信をつける
    放送・マイクを通して皆に伝える事で自信をつける
    B 社会と結びついた活動
    地域の行事に参加・区民まつり、夏祭り、自治会や地域の行事
    パン・クッキー・野菜販売・地域の企業や施設で出張販売
    図書館・本や字に親しみ、興味を広げる
    清掃活動・近隣の公園や、よく利用する道路の清掃
    リサイクル活動・家庭、工場、企業等の空き缶を回収
    買い物・近くのスーパーへ調理活動、合宿などの買い出し
    公共交通機関の利用・市バスや鉄道を利用し目的地へ行く
    園外活動(社会資源の利用)興味、関心、経験を広げる
    C 健康を維持する活動
    スポーツ施設の利用・舞洲スポーツセンター、エルモ西淀川プール
    ウォーキング・緑陰道路、舞洲緑地
    室内での運動・ラジオ体操、エアロビクス、よさこいソーラン節
    マッサージ・緊張をほぐすマッサージ
    D 健康管理と安心安全な昼食の提供
    成人病(生活習慣病)対策
    添加物の少ない調味料や食材を用い、施設全体で取り組む
    医師や看護士、管理栄養士等による食生活の改善
    肥満問題に取り組む
    精神科嘱託医に定期的な診察、助言、投薬治療
    (2) 地域での生活と家族を支える
    @ 地域生活の充実
    @ 文化、娯楽、余暇への支援・趣味の活動を提供(ダンス、調理、太鼓、サッカー、自然を楽しむ丹波)。
    A 個々または小グループでの外出をする。
    B 旅行、レスパイト合宿・経験を広げる選択旅行、丹波・比良を利用した定期的な宿泊。
    C ケアホームへの後方支援・利用者のナイトケアを含む生活を充実させる。
    A 家族の相談と支援
    @ 医師、看護師、カウンセラー等専門家による相談・施設での訪問診療やカウンセリングに保護者、兄弟姉妹のニーズに応じコーディネートする。
    A 家族の入院と冠婚葬祭などの援助・本人があたりまえに家族の一員として生活できるように支援する。
    (3) 職員の資質向上
    @ アイ・サポート研究所と連携しながら、職員のスキルアップのための、各種研修を企画、実施していく。
    A 法人全体研修を含めて、月一回研修を行なうようにする。
    B ケース討議(虐待防止研修を含む)、エピソード記述を通して、職員の資質向上を図る。
    C 外部研修に積極的に参加しながら、幅広い視点を身につける。
    (4) 職員のメンタルサポート
    @ 職員の精神衛生の問題や職員間の関係、連携等の問題に取り組む。
    A 職場での健康管理やストレス対策、心のコントロールの仕方やコミュニケーション能力を身につけるために、専門カウンセラーや精神科医との連携をとる。
    (5) 地域に根差した施設づくり
    西淀川区アクションプラン、自立支援協議会、自治会、地域行事等に積極的に参加し地域福祉の推進を図る。
    (6) 成年後見制度と安心サポートの活用
    @ 人権擁護の立場から成年後見制度を利用することが望まれるため、ケアホーム入居の条件として家族以外による後見制度の利用を考える。
    A 安心サポートを利用しながら、親の会が検討している成年後見制度をバックアップする。
    (7) 防災対策について
    @ 地域、行政と連携しながら、防災対策、災害時の対策を推進していく。
    A 防災チェックを行なう(消防設備、器具などの点検:外部委託)。
    B 地震、津波への備えとして防災備品を整え、防災マニュアルに基づく訓練を行なう。避難訓練については毎月施設内で実施するとともに、年2回消防署に指導のもと避難訓練、消火訓練を実施する。
    C 施設が福祉避難所となり、水害時の備蓄をする。
    (8) 苦情解決・権利擁護
    @ 利用者からの苦情には迅速に対応し、利用者個人の権利擁護に努める。
    A 虐待防止委員会の運営を通して、利用者の人権の擁護に努める。
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【7】 ワークセンター豊新
  1. 基本方針
    「本人の主体性を尊重し、自尊感情を持ったひとりの人として地域で安心して生活できるように」
    「一人ひとりが家族や友達、地域の人と共に良い関係で繋がっていけるように」
    「一人ひとりが家族の一員として世話されるだけの存在ではなく、家族や人にも役に立ちたいと思っている存在であるということを尊重する」


  2. 事業内容
    (1) 本人の日中の施設支援
    @ 個別支援計画がより個々の課題に見合った内容となるようにアセスメントを再検討し日中活動を行なう。
    A 82%が重度であるが、言葉を話せなくてもコミュニケーションをとりやすい人ととりにくい人とを組み合わせ、3グループ(ワークセンタ豊新・1階グループ、2階グループ、工房グループ。淡路・風工房)に分け活動する。その他、個別の配慮のいる利用者への対応と前年度に作ったグループに所属している利用者の個別の取り組みについて、反省と課題を踏まえ、今年度の方針を立てる。
    B 活動内容
    @ 利用者の可能性を引き出し、意欲が出るような活動に取り組む
    製菓、製パン・地域の人や企業からの注文や販売
    丹波作業・畑や収穫作業、周辺整備、農産物の仕入れ
    丹波の収穫物の加工・商品化と昼食への活用
    陶芸・毎週1回講師の方に来てもらい、毎日の昼食で使う食器や花瓶等を製作
    調理活動・食べるものを作ることを楽しむ調理
    EMボカシ・生ごみの発酵促進剤として利用するボカシ作り
    畑と園芸・季節の野菜や花を育てたり、リースやハーブティーを作る
    その他・車両の掃除、厨房の後片付け、保育園でのお手伝い等
    C 本人の理解、自己表現の力を育てる活動
    @ 手織り・思いのままに色を選び、織る
    A アートセラピー・紙面に描かれた色や形などを自己表現と捉え、本人の理解を深める
    B ミュージックセラピー・講師の方によるグループや個別のセッションで本人理解を深める
    C フリーミュージック・好きな歌を歌い、音楽を楽しむことを通して意欲を育む
    D 社会と結びついた活動
    地域の行事に参加・多幸公園祭り、豊新フェスタ、自治会や地域の行事、ぷらっと豊新(地域の会館)の施設利用
    E 作ったパン、クッキー・野菜の販売・地域の企業や施設で出張販売
    F 図書館・本や字に親しみ、興味を広げる
    G 清掃活動・近隣の公園や、よく利用している道路の清掃
    H リサイクル活動・家庭、工場、企業等からの牛乳パックや空き缶を回収
    I 買い物・近くのスーパーへ調理活動、合宿などの買い出し
    @‐A 公共交通機関の利用・市バスや鉄道を利用し目的地へ行く
    A‐A 園外活動(社会資源の利用)・興味、関心、経験を広げる
    地域のボランティアの受け入れ・毎月のお誕生日会やクリスマス会などボランティアの方の協力を得て行なう
    B‐A 健康を維持する活動
    スポーツ施設の利用・舞洲障がい者スポーツセンター、淀川区民プール、エルモプール
    ウォーキング・淀川河川敷
    室内での運動・ラジオ体操、エアロビクス、ストレッチ
    リラクゼーション・アロマキャンドルやヒーリング音楽の活用
    C‐A 健康管理と安心安全な昼食の提供
    成人病(生活習慣病)予防や肥満問題に取り組む
    添加物の少ない調味料や食材を用い、安全、安心な食事を提供する
    管理栄養士による献立の作成と、食生活についての助言、相談
    看護師による定期的なバイタルチェックと嘱託内科医による血液検査やインフルエンザ予防接種の実施
    精神科医師の定期的な診察、家族との相談、助言、投薬治療
    (2) 地域での生活と家族を支える
    @ 地域生活の充実
    @ 文化、娯楽、余暇への支援
    ・趣味の活動を提供(ダンス、調理、太鼓、自然を楽しむ丹波)
    ・個々または小グループでの外出をする
    A 旅行、レスパイト合宿
    経験を広げる選択旅行、丹波・比良を利用した定期的な宿泊
    B ケアホームへのバックアップ
    利用者のナイトケアや土日の生活を充実させる
    A 家族の相談と支援
    @ 職員による家族との個別相談を随時行なう
    A 医師、看護師、カウンセラー等専門家による相談
    施設での訪問診療やカウンセリングに保護者、兄弟姉妹のニーズに応じコーディネートをする
    B 家族の入院と冠婚葬祭などの援助
    本人があたりまえに家族の一員として生活できるように支援する
    (3) 職員の資質向上
    @ アイ・サポート研究所と連携しながら、職員のスキルアップのための、各種研修を企画、実施していく。
    A 法人全体研修を含めて、月1回研修を行なうようにする。
    B エピソード記述、ロールプレイ等の研修を行ないながら、討議や記録の在り方を見直す。
    C アサーティブネストトレーニングやエニアグラム等、職員の精神衛生の問題や職員間の関係、連携等の問題に取り組む研修を行なう。
    D 主に1、2年目の職員を対象に定期的なふり返りの時間を作り、フィードバックを通して、本人が手応えを掴んで支援ができるようにサポートする。
    E 外部研修に積極的に参加しながら、幅広い視点を身につける。
    (4) 職員のメンタルケア
    職場での健康管理やストレス対策、心のコントロールの仕方やコミュニケーション能力を身に付けるために、専門カウンセラーや精神科医との連携により、職場での心の健康保持および増進を目指す。
    (5) 地域に根ざした施設作り
    @ 東淀川アクションプラン、地域自立支援協議会、区社会福祉施設連絡会、豊新地域活動協議会等に参加するなど、地域福祉の推進に積極的に関わる。
    A 地域における文化活動の充実と障がい者理解のために、映画祭り、多幸公園祭り等、地域の活動や行事には積極的に参加し、交流を深める。
    B ワークセンター豊新に隣接する畑の収穫作業を地域との交流に利用し、収穫祭等のイベントを行なう。
    (6) 成年後見制度と安心サポートの活用
    @ 人権擁護の立場から成年後見制度を利用することが望まれるため、ケアホーム入居の条件として家族以外による後見制度の利用を考える。今年度は主に両親が亡くなった利用者と、生活保護を受けている重度の利用者を中心に制度利用を進めていく。
    A その際に、法人後見を行うNPO法人を家族会が立ち上げ、親が亡くなった後も家族会で本人の人権を擁護していけるようにすることを検討していく。
    B ケアホームで生活保護を受けている軽度の利用者については、安心サポートによる金銭管理を進めていく。
    (7) 防災対策
    @ 大阪市災害時要援護者避難支援計画の考え方を踏まえ、地域、行政と連携しながら、防災対策、災害時の対策を推進していく。
    A 防災チェックを行なう(消防設備、器具などの点検;外部委託)。
    B 地震、津波への備えとして防災備品を整え、防災マニュアルに基づく訓練を行なう。避難訓練については毎月施設内で実施するとともに、年2回消防署の指導のもと避難訓練、消火訓練を実施する。
    (8) 苦情解決・権利擁護
    @ 利用者からの苦情には迅速に対応し、利用者個人の権利擁護に努める。
    A 虐待防止委員会の運営を通して、利用者の人権の擁護に努める・
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【8】 水仙の家
 平成24年度、通所介護と訪問介護において介護保険収入が増えたため、25年度も保持できるような体制を整える。地域活動に関しては、従来、地域の最も身近な相談窓口として機能していたネットワーク推進員が、25年度からは廃止される。一方、中学校下の総合相談窓口については、専従職員の配置を大阪市が提示してきており、地域での相談窓口として果たさなければならない役割がますます高まると予想される。ネットワーク推進員不在の中、3小学校区で今までに少しずつ築いてきたつながりを基盤に、充実した地域活動を展開できるよう努める
  1. 居宅介護支援事業
    (1) 現在介護支援専門員は5人体制、うち2人は施設長と主任、もう1人は在宅介護支援センターとの兼務で2人が専従である。24年度に専従2人が主任介護支援専門員となり、さらなる資質向上に努めている。また、予防給付に関するケアマネジメント業務及びその相談業務は従来通り継続実施する。26年度の体制その他を見据え、必要であれば介護支援専門員の増員を検討する。
    (2) 特定事業所加算対象事業所として次の事項を行なう。
    @ 定期的に会議を開催し、互いのケースを理解し支援内容を検討すると共に、介護支援専門員としての力量を高める。
    A 研修を計画的に実施する。
    B 困難ケースに対するケアマネジメント業務を受け、地域の関係機関と連携を取りながらその地域生活を支えるよう努める。
    (3) 利用者本人だけでなく、同居あるいは別居家族も困難を抱えていたり、家族関係が難しかったりするケースが増えてきている。こうした課題に対し、家族の話を充分に聞きながら本人を支援するための協力関係を深める。

  2. 訪問介護事業・介護予防訪問介護
    (1) 老老介護、経済問題、家族問題など複数課題を抱えるケースが増加している。本人を取り巻く関係を充分に把握し、各事業所と連携しながら対応できるように努める。
    (2) サービス提供責任者が本人や家族の状況を適確に把握し、緊急時等にはすぐに訪問できるような体制が築かれている。それを継続する一方で、休日や夜間など多様なニーズに対応できる訪問介護員を確保し、派遣できるように努める。

  3. 通所介護事業・介護予防通所介護事業
    (1) 日常生活場面で個々のニーズを大切にし、その趣味や技能、興味が生かされるような対応を心がける。また利用者が受け身となるのではなく、利用者からの発案や意見を中心に、利用者主導で進行する機会を増やすよう努める。
    (2) 専門講師(音楽、アート、運動機能)との連携により、利用者の主体性や  意欲を引き出し、充実感につなげる。
    (3) 趣味的活動の相手、個別的な見守り等はボランティアの力によるところが大きい。活動が継続されるよう、懇談会の開催等フォローに力を入れる。
    (4) 風の子保育園児との交流については、定期的な交流は軌道に乗り、気軽に来てもらえる雰囲気は作られてきている。今後さらに連携を深めながら、日常的に行き来ができる回数を増やしていく

  4. 障がい者関連事業
    (1) 居宅介護及び重度訪問介護、同行援護、移動支援を継続実施。地域の障がい者からのニーズについては、風の輪と連携しながら実施する。重度の身体介護や知的障がい、精神障がい等幅広く対応できるよう、研修に力を入れる。

  5. 在宅介護支援センター(瑞光地域総合相談窓口)
    (1) 家族問題等、相談内容が複雑、多岐に渡っており、ひとつのケースに時間を要することが目立つ。相談から居宅介護支援につながるケースも多いため、充分に相談に乗るよう努める。困難ケースに関しては、地域包括支援センターや区役所などとの連携を重視する。
    (2) 瑞光中学校地域に関して、北部地域包括支援センターとの協働により、家族介護支援事業、地域ケア会議その他を進める。区の連絡会、定期的な北部地域包括支援センターや北部圏域の事業所との会議において、地域におけるニーズや課題点などを話し合い、さらなる連携を行なっていく。
    (3) 26年度から義務付けられる専従職員配置を見据え、体制を整え機能強化を図れるよう検討する。

  6. 付帯事業・地域向け活動
    (1) コーラスや絵てがみ教室の定期開催、1階ロビー、ギャラリースペースの開放など、地域に開かれた施設としての課題に今後も取り組む。
    (2) 大阪法務局大阪第一人権擁護委員連合会に場所を提供している「特設人権相談所」(毎月第1火曜日午後1時〜3時30分)の、近隣への周知方法を工夫する。
    (3) 東淀川区社会福祉施設連絡会、高齢者虐待・認知症関連の連絡会や研修会に積極的に参加する。東淀川区介護認定審査会にスタッフを派遣する。

  7. その他
    (1) 利用者と家族のリフレッシュを目的に、法人が所有する自然体験施設を利用した日帰り行事を実施する(春:比良、秋:丹波の予定)。
    (2) 24年度に引き続き家族交流会を継続的に開催する。
    (3) 利用者理解のための研修、中・長期ビジョンに向けた勉強会を実施し、ケアのあり方と在宅生活支援のあり方について、職員の共通理解を得る。独自のショートステイ、トワイライトステイに取り組む。
    (4) 防災に関して、施設関係者の安全保護への対応を図ると共に、在宅介護支援センターとしての役割や機能について検討する。大阪市と協定を結んだ福祉避難所としての役割についても、その機能を果たせるよう準備を整える。
    (5) 小松地域活動協議会の構成メンバーの1つとして、地域活動の展開に協力する。
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【9】 西淀川区障がい者相談支援センター風の輪
  1. 相談支援事業
    身近な地域で福祉サービスを選択・利用でき、地域の一員として共に生活できるよう、様々な福祉問題に対する相談を受け、関係機関との連携・調整をすすめていく相談支援事業は、風の輪の中核的な事業であり、さらに充実・強化を図っていく必要がある。
    (1) 委託相談支援事業
    大阪市における障がい者相談支援事業体制の見直しに伴い、昨年度より「西淀川区障がい者相談支援センター風の輪」として、区全体の障がい者やその家族・関係者からの相談窓口となり、行政とともに区障がい者施策の中核機関としての役割を担っている。今年度も地域に根ざしたセンターとして、より身近に感じてもらえる運営を心掛けていく。また、大阪市基幹相談支援センターを中心に情報共有・交換・研修の場として市内24区の連絡会が設置されており、市内ネットワークの深更に努める。
    (2) 指定相談支援事業(特定・一般・障がい児相談支援)
    独居や最重度、新規利用者に対するサービス計画作成(特定相談支援)や地域移行に関する支援(一般相談支援)は対象者の範囲が拡がった事もあり、繁忙感が増した。特に精神障がい者からの相談が増えており、より専門性が要求されるため、昨年度より精神障がい者の生活総合応援チームACT-ひふみと連携した支援を開始。本年度も引き続きすすめていく。また、今後3年間で全ての障がい者を特定相談の対象とする方針が国より出ているため、西淀川区内に新たな相談支援事業所の設立を促すとともに、バックアップをしていく事も必要である。
    (3) 地域自立支援協議会
    西淀川区においては、区障がい者相談支援センターとして協議会運営の中心を担う。本年度はネットワーク形成の第2ステップに入り、権利擁護、人権重視という共通の目的がネットワークの構成員間で共有され、本人のニーズを尊重した支援体制(本人主体の支援)が確立されることを全体の活動方針とし、関係者の共通理解をさらに深めていく。また、地域ネットワーク形成の一環として、区内全ての地域活動協議会への参画を目指していく。東淀川区においても、関係機関とともに、総合相談会や障がい児の支援連絡会等を実施していく。障がい児・者の問題を解決する地域の中核的組織としてのこれらの協議会において、積極的な役割を引き続き果たしていく。
    (4) 障がい児等療育支援事業
    障がい福祉サービスに繋がっていない在宅の障がい児(者)とその家族を対象にした障がい児等療育支援事業については引き続き淡路こども園・姫島こども園・風の子保育園の地域子育て支援と連携し、専門的な支援(外来相談・訪問指導・施設職員指導)を実施していく。

  2. 居宅関係事業所(居宅介護、行動援護、移動支援、重度訪問介護)の運営
    (1) 地域への派遣
    風の輪ホームヘルプ、豊新ホームヘルプとも、地域生活に必要な質の高い支援が提供できるよう専業職員・ホームヘルパーの人員増と育成に努め、法人内のみならず、地域への派遣を積極的に増やしていく。
    (2) ケアホームへの派遣
    ケアホームへの専業職員・ホームヘルパーの派遣については、ケアホーム・日中支援施設と連携しながら、スタッフの派遣・調整を行なう。

  3. 法制度改定への対応
    平成25年度より、障害者自立支援法から障害者総合支援法になり、段階的に施策が講じられる。障害者の範囲に難病等が加わり、26年度からは障害程度区分に代わる障害支援区分の創設等が予定されている。利用者に支障が出ないよう情報収集に努めるとともに、万全の準備を整える。


  4. 講座、研修の実施
    (1) ガイドヘルパー講座
    急増するガイドヘルプのニーズに対応できるスタッフを養成する為に、引き続き、知的障がい者ガイドヘルパー養成講座を年2回程度開講する。
    (2) 研修の実施
    重度者への対応を含め、良質なサービスの提供を促進することが重要であり、きめ細かな配慮・介護技術の習得等、支援の質を高めるため、専業職員・ホームヘルパーとのミーティング・計画的な研修を行なう。特に昨年施行された障害者虐待防止法や人権については、定期的な研修を行なう。

  5. 余暇活動・地域の問題への取り組み
    (1) 軽度障がい者の居場所作り・余暇の充実や(西淀川区、東淀川区)、姫島こども園を核に放課後デイ等の受け入れ場所の確保(西淀川区)に取り組む。
    (2) 地域アクションプランと連携し、西淀川区・東淀川区とも、区社会福祉協議会、ネットワーク委員会、障がい関係施設を含む支援ネットワークの形成に努める。
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【10】 淡路こども園デイサービス
 幼児期、学齢期は子どもたちが心身共に大きく成長する大事な時期である。この時期をどのように過ごすかは将来の生活のあり方を左右する重要な課題である。本人や家族が直面する様々な悩みや困難に目を向けてそれらが改善され子どもと家族が力をつけ生活が前向きになっていくよう本人と家族の支援に取り組む。
  1. 児童発達支援事業
    (1) 定員10人(1日につき)
    @ 発達教室(幼児)
    保育所、幼稚園に通園しているが、集団になじみにくい子ども、コミュニケーションが難しい子ども、発達障がいと診断された子どもたちと保護者を対象にしている。親子遊びや小集団での子ども同士のやりとりを通して自信を持って意思表示できるように支援していく。また、日々感じている悩みを保護者同士が話し合う時間を設け、前向きに子育てができるように支援する。
    A 放課後デイサービス(学齢児)
    小学校低学年、高学年、中高生に別け、個々の興味に合わせた活動の設定や、小グループでの活動を通して、自己主張する力や相手とやり取りする力を育て、大人や子ども同士の信頼関係が構築され、自信を持って意思決定できるように支援する。
    (2) 基本方針
    @ 本人主体の療育をより充実させる
    「本人の意思を尊重し、人への信頼・自尊感情を育む」「園と家庭が協力して子どもの成長を支える」「ライフサイクル支援」という園の基本方針に基づき、園と家庭が車の両輪となって本人主体の療育に取り組む。
    A 家族支援
    親子で楽しめる活動、グループ相談、個別相談などを通して家族の抱える悩みや困難が軽減し、保護者がゆとりと見通しを持って豊かな親子関係を育てていけるように支援する。
    B 専門性
    アートセラピー・作業療法など専門職の視点からの支援を充実させる。
    C 不登校児
    保護者と学校との間で良い連携が取れるように調整を行なう。家庭での親子関係、日常生活などが順調に流れる様に密度の高い支援を行なう。
    D 保護者同士の交流・情報交換
    「淡路こども園友の会」の活動(勉強会・講演会・懇親会)が活性化するように協力する。
    E 生活支援および緊急時の支援
    社会の一員として、家族や社会生活も視野に入れて、本人や家族が暮らしやすいように制度の利用についての相談、支援を行なう。自立支援センター「風の輪」と連携し、ガイドヘルプ等の制度を利用した余暇活動や生活支援を検討する。
    F 保育園、幼稚園、学校との連携
    保育所等訪問支援事業を利用して、保護者が保育園、幼稚園、学校との間で本人への理解や対応について率直に話し合える関係を築けるように支援する。特に学校の場合は特別支援コーディネーターとの連絡を密にして、学校と協議の場を持つなど積極的に連携を図る。
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社会福祉法人 水仙福祉会