会報・職員の声

会報「風の輪」 第67号(2018年3月発行)

地域とともにある水仙の家

地域福祉施設を取り巻く情勢
 福祉施設は、国が推進する地域共生社会の実現に向け、「我が事、丸ごとの地域作り」「包括的な支援体制の整備」で役割を担い、地域への貢献も期待されている。そうした情勢のなか、主に高齢者が利用する水仙の家と地域住民のつながりに焦点をあて、水仙の家の地域福祉活動を考えてみたい。

多彩なボランティアが活躍
 ボランティア活動にはさまざまな活動があり、通所介護では趣味・特技・一芸を生かした多彩なボランティアが活動されている。利用者の趣味や趣向も多様で、ボランティアとの交流は利用者に心豊かな時間を提供し、気持ちも元気になり介護予防にも役立っている。

地域活動の展開
 地域住民が集う居場所や福祉的、文化的な活動の会場を提供し活動を支援している。住民同士が出会う機会として機能し水仙の家と地域住民とのつながりが広がっている。
 また、小松地域活動協議会の一員として、住民同士がつながる場である、主な地域行事に協力・参加している。さらに、「小松いきいきネットワーク」に参画し、瑞光中学校での「避難行動要支援者避難体験」に取り組むなど、これまでの関わりは、水仙の家の認知度を高めている。

瑞光ブランチの業務から
 北部地域包括支援センター
と協働して包括ブランチとして総合相談を担当し、高齢者の福祉、介護保険制度、認知症など勉強会等を企画、開催している。こうした地道な活動により民生委員等との良い関係ができ、相談からサービス利用へつながっている。

高齢者の住まいを模索
 平成30年度介護保険制度の改正では、「地域包括ケアシステムの推進」等が重点項目である。介護報酬全体ではわずかなプラス改定であるが、水仙の家での事業全体では若干のマイナス改定であり、報酬改定を踏まえた経営基盤の確立が大きな課題となっている。
 また、必要な介護量が増えたとしても今までの生活を継続したいという、高齢者の強い願いもあり、事業の安定継続とともに、高齢者の「住まい」をテーマとした新たな事業展開も模索したい。同時に「地域社会への貢献」も重要である。
 水仙の家はこれまでの取り組みから地域で育てられ、住民として認知されるようになった。これからも施設経営との両立を図り、地域住民から必要とされる水仙の家をめざしたい。
水仙の家 施設長 在町香月

世界のフォークダンスを楽しく

地域住民が集うカラオケとランチの会

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社会福祉法人 水仙福祉会