会報誌「風の輪」に掲載している当法人の各施設・事業所で働く職員による随筆です。


「正直な気持ち」

 私が風の子そだち園で働かせてもらって11年、今年度より作業が活動の中心となるグループに移った。今までとは違う感じのグループで、自分が一緒にやっていけるのかという不安があった。雰囲気もグループ自体も今までとかなり違うし、丹波の農作物の加工をしていたグループだったので、自分が働いている姿が想像できない、特に加工が得意ではなかったからだ。

 このグループでもいいかな、楽しく仕事ができそうと思えたのは、一緒に働く利用者、職員が好きだからだ。それまでも、話をしたことがある利用者がほとんどで、みんな好意的に迎え入れてくれた。最初は、わからないことがあると教えてくれたり、本当に毎日楽しくしゃべってくれた。そんな今までと違う空間が、いつからかとても心地よくなってきている。

 グループにも随分となれ、毎週木曜日の丹波作業では「やっぱ自分は丹波が好きやな」と感じることができた。なぜならば、自然に囲まれて働くことはもとより、なによりも様々な機械を使うことができるのが魅力。車が好きな自分にとって農業機械なども同じであり、メンテナンスや使い方を教えてもらう、覚えるのはこれからも自分にとって役に立つと思ったからだ。若いうちに何でもして覚えて自分のものにすることができる。これからも、自分をさらに磨いていきたい。

風の子そだち園・支援員(平成16年入職)
第53号(平成26年9月発行)より

会報誌「風の輪」ページに戻る メインページに戻る 上に戻る