会報誌「風の輪」に掲載している当法人の各施設・事業所で働く職員による随筆です。


「大きな変化」

 今年度、風の子ベビーホームから水仙の家へ異動になり、対象者が子どもから高齢者と大きく変化した。

 ケアマネジャーとして働くうちに、地域に住みながら何の資源にもつながっていない人の多いことがわかってきた。この方たちを支援する時、どのように関わっていけばいいのかと戸惑うことばかりである。

 介護が必要な状態になることを予防するため、地域では「いきいき百歳体操」など、筋力づくり運動に取り組まれている。単に30分の体操をするということだけではなく、人との交流、閉じこもり予防にもつながる。

 配食サービスでは、独居や高齢者だけの世帯対象に、見守りを兼ねて、お弁当を配達している。

 通所介護では、各事業所がカラオケ、マッサージ、機能訓練などそれぞれ工夫をこらしている。利用する人は興味や必要性に応じて選ぶことができる。

 私は、この仕事につくまでは、全く知らない世界であった。このような様々なサービスの情報を利用者に提供し、利用したいものをご自分で選ばれることにより、「新しい友人を得ることができた」「生活に充実感ができた」「健康や体力に自信がついた」など喜ばれる。

 これからも在宅での生活に不安を抱え、消極的になっている人たちに寄り添い、少しでも明るく安心した生活を送っていただけるように支援していきたい。

水仙の家・介護支援専門員(平成25年入職)
第54号(平成26年12月発行)より

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