レポート 研修ページ

3回連続研修会「行動障がいをどう受け止めるか〜問題行動への意味了解的アプローチ〜」

第1回目「行動障害をどう受け止めるか〜講義と実践の動画から〜」
(2023年10月13日)
西淀川区と此花区の障がい者地域自立支援協議会が合同で3回に渡る連続研修会を開催しました。この研修は意図がわかりにくく誤解を招きやすい行動について、行動の背景にある意思や気持ちに焦点を当て、本人の立場に立った支援を目指す「意味了解的アプローチ」に基づき、難しい事例に支援者としてどう向き合うか実例を通して検討し、よりよい支援につなげることを目的としています。
第1回目は西淀川区・此花区風の輪の所長であり西淀川区・此花区障がい者地域自立支援協議会会長でもある加藤啓一郎氏による講演と支援現場での実践動画の視聴をしました。行動の背景を捉えることの重要性を理解し、実際の支援を見て学ぶことができました。

第2回目「実際の事例の行動の意味を考える(参加事業所より事例提供)」
(2023年11月10日)
2回目の研修会は支援困難事例への対応について実際の事例について検討することで理解を深められ、より実践的な研修会となっていました。暴力などの激しい行動障がいだけでなく意図がわかりにくく誤解を招きやすい行動についても取り上げています。事例は西淀川区の放課後等デイサービス事業所とグループホームの支援者の方からそれぞれ事例提供をしていただき、みんなで事例について検討しました。様々な意見を聞くことができ、障がいや疾患を中心に利用者の方を見るのではなく、その人自身を見てその方の思いに焦点を当てることが大切だとあらためて気づかされました。

第3回目「他事業所との意見交換会『こんな時はどうしてる?』」
(2023年12月8日)
3回目の研修会は他事業所の支援者同士で実際の事例をもとにグループディスカッションを行ないました。児童発達支援センターや放課後等デイサービスなど児童分野の事業所、生活介護事業所や就労継続支援B型事業所などの日中の事業所、グループホーム、相談支援事業所など様々な事業所の支援者の方々が参加しておられ、様々な意見が出ていました。
3回に渡る連続研修は今回で終了ですが、講義を受けて知識を付け、実際の事例を支援者同士で検討することにより、利用者の方がどういった思いでそのような行動となっているのか、本人の立場で考えることは必要不可欠であると実感しました。また、自身の支援についても振り返ることができ、自身では気づかなかった視点を他事業所の支援者の方々に教えていただく機会となりました。

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「西淀川区居宅介護・障がい・包括との合同研修会」
(2023年7月21日)

西淀川区障がい者地域自立支援協議会の相談支援事業所部会にてよりそい介護連絡会との合同研修会が開催されました。障がい福祉サービスをご利用されている方が65歳になり、介護保険サービスに移行しても引き続きその方の望む暮らしができるよう障がい・高齢・行政がご本人を中心に協力し合うことが大切なのだと理解できました。

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設置・運営主体
社会福祉法人 水仙福祉会