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社会福祉法人 水仙福祉会
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事業計画

2026年度(令和8年度)事業計画
理事会(2026年3月9日)にて承認

法人事業
1. 大阪市立西淡路第2保育所の民営化の方針により、5法人が応募するなか、公募の結果、水仙福祉会が引き継ぎ期間を経て令和10年12月1日より経営をすることになった。当保育所は当法人の児童発達支援センター(知的障害児通所施設)「淡路こども園」に隣接していることから、両園の経営内容を統一化し、地域に貢献できる施設にしてきたい。
2. 法人内施設のうち、淡路こども園、姫島こども園については、大阪市より運営委託を受けている施設であるが、いずれも築後約50年を越え、老朽化がすすんでいる。
両園共、大阪市との賃貸借契約が切れる時期に近づいているので、賃貸借契約を延長するためには、特に淡路こども園は必要な耐震強化対策を行なわなければならない。その対策を今年度中に対応できるようにしてきたい。
3. 法人内施設の内実の向上を計り、各施設幹部の育成と質を高めるため、職員研修に一層の努力を行ない、人材発掘とそれぞれの施設内容を高めていきたい。
4. 少子化に伴う学生の減少により、新卒採用が年々厳しくなっている。採用活動に伴う様々な媒体を通すことを更に強化し、必要な採用人員を確保するよう努めていきたい。


風の子保育園
1. 事業について
(1) 「園と家庭で育てる子ども」を基盤とした保育を展開する。
(2) 令和8年4月1日より「認定こども園」としてスタートし、従来とは異なる制度の適用となる。
(3) 保育士や子育て支援員の採用や保育士の離職防止に努める。
(4) 保育内容の充実のため施設の改装に着手する。

2. 保育内容・家族支援
(1) 子ども同士の関わりや興味・遊びを広げ、感性を育む。
(2) 専門講師を中心に保育・教育内容の幅を広げる。
(3) 家族支援を充実し、丁寧な相談業務に取り組む。

3. 職員の資質向上と待遇改善に向けて
(1) 保育士等キャリアアップ研修の履修や必要に応じて幼稚園教諭の取得を一考する。
(2) 職員の資質向上のため待遇改善に努力する。

4. 地域福祉について
(1) 親子が遊びや行事に親しむ場を提供し、平日にセミナー・講演会を実施。保健師や心理相談員と連携し、スタッフ向けの研修も行なう。
(2) 妊産婦や子育て世帯が相談できる身近な機関として継続的に関わり、こども相談センターと連携する。
(3) ことばの教室では発達に不安のある乳幼児親子の定期相談や福祉利用や進路相談などに応じる。


風の子ベビーホーム
1. 事業について
(1) 「園と家庭で育てる子ども」を基盤とした保育を展開する。
(2) 各年齢とも定員を満たしてのスタートになる予定である。
(3) 保育士の確保が急務の課題であり、実習指定校や採用関連校との連携をより強固にして採用に繋げる
(4) 経年劣化により建物の補修や、改修工事を行なう必要がある

2. 保育内容・家族支援
(1) 子どもの主体性を尊重し、自尊感情、自己肯定感を育む保育をする。
(2) 個別の難しさを持つ家庭に対する支援、相談業務を充実する。
(3) 地域の子育て支援の一翼を担えるようになる。

3. 職員の資質向上と待遇改善に向けて
(1) 「本人中心の支援」、「叱らない保育」の実践に向けた職員教育や開かれた職員集団をつくる。
(2) 保育士等キャリアアップ研修の履修を進める。
(3) 職員の待遇改善に向けて業務内容の見直しや簡略化などに着手する。



風の子児童館子どもの家
1. 事業について
学童期の子育てを支援する風の子児童館は、就労する親のために単に子どもを預かるのではなく、子どもが落ち着き安心できる家庭に替わる居場所として担っていく。また子どもにとって、家庭、学校、児童館との三元化された生活のため、学校や家庭での個々の悩みを把握し、保護者との連携を密にとり、心身共に健全な育成に努める。
(1) 令和8年度は11人の新1年生と途中入所1人を迎え、全員で50人の登録となる予定で、前年度より入所希望者が増えている。
(2) 小学生時代から、6年間児童館で受け入れた不登校の児童が昨年度に中学校へ進学した。今年度も中学生利用児として、風の子デイサービスと連携しながら時間の枠を超えて支援する。
(3) 「児童館と親とで育てる子ども」として、保護者との情報交換、グループでの懇談会を行なう。
(4) 児童のほとんどが保育園卒園児であるため、保育園職員が児童館と連携をとりながら子どもの理解に努める。

2. 活動内容について
(1) 毎日、宿題に取り組む時間を設け学習の遅れがある子に対しては保護者と意見交換し、学校への相談につなげていけるよう支援する。
(2) 自主的に活動できるよう、おやつ作り、製作、読書、戸外での遊び、また保育園児の幼い子のお世話や交流をする機会も積極的にもつ。
(3) 丹波や比良の自然生活体験施設での活動や宿泊の企画を、主体的に子どもが行ない、生活力、チーム力などを培い、達成感を味わう機会とする。
(4) 中学生、高校生の居場所として、来館しやすいような環境作り、また行事の参加への働きかけなど、退所後もつながっていけるようにする。

3. 職員の資質向上について
風の子保育園や法人全体での職員研修に積極的に参加すると共に、児童館関係、地域福祉関係職員として地域福祉、およびセツルメントの理念についても研鑽し理解を深める。


風の子デイサービス
1. 事業について
3つの事業(児童発達支援・放課後等デイサービス・障がい児相談支援と計画相談支援)の充実をはかる。
2. 療育について
①本人主体、②家族支援、③ライフサイクル支援の3点を基本にした支援を大切にし、事業所と家庭が協力する関係を構築する。
(1) 放課後等デイサービスは、今年度就学児童2人を迎え、地域の小、中学校、支援学校高等部の利用者11人が登録。個別対応も含め風の子児童館子どもの家と連携した支援を目指す。
(2) 児童発達支援は、風の子ベビーホームからの進級園児2人を迎え、風の子保育園園児人9人を登録。保育園の生活をベースとして、小グループでの活動を取り入れ、担当保育士と情報や課題の共有、支援のありかたについて、連携していく。
(3) 家族支援として日常的に個別相談の機会をもち、グループ相談などへの参加を呼び掛ける。きょうだい関係、就学相談については年間を通して取り組む。
(4) ライフサイクル支援では、学齢期におこる諸問題について、子どもの意見を聞きながら、学校、関係機関と連携する。


淡路こども園
1. 事業について
児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援、障がい児相談支援・計画相談の4事業を継続実施する。あわせて、中核拠点型児童発達支援センターとしての機能強化を図り、専門性に基づく発達支援と家族支援を充実させるとともに、地域の通所支援事業所への助言や支援を行なう。また、地域におけるインクルージョン推進の中核を担い、発達支援の入口となる相談機能の充実を図る。
2. 療育について
「本人主体」「園と家庭で支える子ども」「ライフサイクル支援」を基本理念とする。子ども一人ひとりの興味関心や表現の広がりを大切にする。保育者との「基本的信頼関係」を築き、情緒の安定や自尊感情を育み、友だちへの関心が広がるよう取り組む。
3. 家族支援・相談支援について
複合的課題を抱える家庭への支援を重視し、本人支援と家族支援を一体的に進める。必要に応じて専門家による相談やケース会議を実施し、関係機関との連携を強化する。また、保護者会や卒園児親の会(友の会)のつながりを活かし、保護者同士が支え合える環境づくりを進める。
4. 職員の資質向上について
ケース討議やクラス討議、経験年数に応じた計画的な研修を行ない、子どもの理解、専門性の維持向上を図る。個人面談をはじめ、日常的な対話を通じて職員間の連携を深め、若手職員が成長とやりがいを感じられる職場づくりを進める。
5. その他
療育等支援事業として、在宅親子向け教室や発達相談を実施し、地域行事参加やボランティア受け入れ等を通じて交流を推進する。あわせて、東淀川区障がい者地域自立支援協議会の一員として地域福祉に参画する。
法人の施設(丹波、比良)を利用し、自然に触れて親しむ機会を作る。
建物は築50年が経過しており、耐震診断及び耐震補強工事を実施する。施設環境の改善に向け、必要な改修工事を計画的に実施する。


姫島こども園
1. 事業について
①本人主体、②家族支援、③ライフサイクル支援の3点を基本に児童発達支援センターとしての4事業(児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援、障がい児相談支援・計画相談支援)を継続実施する。
地域の中核的機能の拠点としての役割を果たすべく、地域のインクルージョンを推進し、通所事業所に対するスーパーバイズを行なう。相談機関として地域の関係機関と連携する。
2. 療育について
「本人主体」の理念のもと、子ども一人ひとりの障がいや発達状況に応じた療育を実施する。保育者との「基本的信頼関係」を築き、情緒の安定や自尊感情を育み、友だちへの関心が広がるよう取り組む。
学齢期の児童に関しては、年齢に応じた活動設定や、本人の話を聞き取り、考える力、相談する力をつけられるように支援する。
3. 家族支援
子育てに負担感を抱えやすく、多くの情報に戸惑いがちな保護者が自信を持って我が子の成長を支えられるように、個々の家庭事情に配慮し必要な支援を行なう。複合的課題(外国籍、親の障がい、きょうだい児等)を抱える配慮の必要な保護者が増えてきているため、きめ細やかに気を配り子育ての負担軽減に努める。
4. 職員の資質向上と職場環境づくり
ケース会議やクラス討議を重ね、子どもの理解、専門性の向上を図る。
職場の課題を見える化し、職場環境の改善に努める。意見を言いやすい環境づくりや、やりがいを感じられる働きやすい職場づくりをめざす。
5. その他
地域に根ざした施設づくり。西淀川区自立支援協議会(こども部会・相談支援事業所部会)に積極的に参加し、区や他事業所、関係機関と連携しながら地域福祉の推進を図る。地域の福祉避難所として、防災への研修、訓練を重ねる。
法人の施設(丹波、比良)を利用し、自然に触れて親しむ機会を作る。


風の子そだち園
1. 事業について
(1) 新たに特別支援学校を卒業する利用者1人を受け入れ、円滑な移行と安定した通所が行なえるよう支援体制を整える。
(2) 本館の経年劣化に伴い、内装および建具等の修繕を実施する。具体的には、内装の塗装、壁紙の張替え、襖および畳の修繕、ならびに割れたガラスの取り換え等を行ない、安全で快適な環境の維持を図る。
(3) 業務効率化および支援の質の向上を目的として、支援記録および請求管理システムの導入を進める。
(4) 利用者の高齢化に伴う支援ニーズの変化に対応するため、フロアの機能や使い方を整理するとともに、利用者グループの再編を行ない、より適切な支援体制を構築する。

2. 支援内容
(1) より利用者が主体となった日々を送るために
利用者が主体となって活動や施設運営に関わる機会を拡げるとともに、既存の活動の発展に向けた検討や、運動・文化活動における具体的な目標設定を通じて、利用者の意欲や活力を高める取組を行なう。また、利用者同士が意見を交わす場として、ディスカッションの機会を積極的に設ける。
(2) ニーズや変化に応じた支援の充実
既存のグループ編成に固執せず、個別のニーズや変化に応じた柔軟なグループ設定と活動の見直しを行なう。また、運営面および環境面の整備を進める。
(3) 高齢化に伴う支援
通院や入院等に伴う必要な支援を適切に行なう。また、定期的に実施しているグループ討議のなかに、医療および栄養の視点からのモニタリングの時間を設け、利用者の健康状態の把握と支援の充実を図る。

3. 地域福祉について
(1) 運動会や合同防災訓練などの地域行事に積極的に参加し、地域福祉への貢献を図るとともに、開かれた施設運営を目指す。
(2) 年間計画を策定し、地域と連携しながら、地域における福祉課題に共に取り組んでいく。



姫島風の家
1. 事業について
(1) 花の家、風の家、二つの住居あわせて5部屋の空きがある状況を踏まえ、新たな入居者の受け入れを進め、満床を目指す。また、昨年度に引き続き空所型ショートステイのニーズにも対応していく。
(2) 職員配置の見直しを行ない、支援体制の強化を図る。また風の輪ホームヘルプと密に連携することで、入居者一人ひとりの個別のニーズに対してより細やかな配慮ができる支援体制を構築する。
(3) 業務効率化および支援の質の向上を目的として、支援記録および請求管理システムの導入を進める、あわせて業務のICT化を推進し、職員が長く安心して働き続けられるよう、勤務体制の見直しを行う。

2. 支援内容
(1) より利用者が主体となった日々を送るために
日常の暮らしのなかで本人の思いや意思を尊重した支援を行なう。支援者は利用者の意思決定を支える立場として関り、安心して自分らしい生活を続けられるよう生活環境や支援の在り方を整えていく。
(2) ニーズやライフステージに応じた支援の充実
入居後の生活状況の変化や加齢、心身の状態の変化に応じて、支援内容や関わり方を柔軟に見直す。地域や関係機関と連携しながら、必要に応じた支援の調整を行ない、継続した暮らしを支えていく。
(3) 高齢化に伴う支援
医療との連携を密にすることで、支援の質の向上を目指す。またICTを活用して支援記録やバイタルチェック等の情報を一元的に管理、共有することで、記録の精度を高め、利用者の様態変化を早期に把握できる支援体制を構築する。

3. 地域福祉について
(1) 地域のイベントや合同防災訓練などの地域行事に積極的に参加し、地域福祉への貢献を図るとともに、開かれた施設運営を目指す。
(2) 地域連携推進会議を通して、グループホームの課題を共有するとともに、地域における福祉課題にも共に取り組んでいく。



ワークセンター豊新
1. 事業について
(1) 昨年度、ほうしん風の家における「地域福祉活動拠点としての機能」を発揮できるよう計画に組み込んだが、ほうしん風の家の人材不足でグループホーム援助が多く、地域にむけた関わりができなかった。ワークセンター豊新、イーハトーブ風の家、豊新地域活動協議会で計画し、地域との連携をより深め、地域課題に取り組んでいく。
(2) 法人内の行事に職員、利用者ともに責任を持った参加をすることで、利用者の主体性をより引き出していく。
2. 支援内容
(1) 活動から仕事へ
法人内の他施設において、買い出しの仕事は軌道に乗ることができた。次は掃除のチームを作り、利用者の力でもって取り組めるよう支援する。
(2) より利用者が主体となった日々を送るために
地域向けのイベント(ふれあいバザール)の企画段階から利用者も入り、主体的に取り組めるように話し合いを重ね、利用者の思いや意思を具体化したイベントにしていく。
(3) 体調管理について
利用者の高齢化に伴い、引き続き、健康面、食事面の支援をしていく。また、現在、ヨガやフラダンスを通して体を動かす機会を増やしてきている。今年度はストレッチ専門の講師を招いて、自分の健康を自分で気をつけていける様、体のメンテナンスにも力を入れていく。
(4) 販売について
計画的に安定したパンの製造をして、区役所や社会福祉協議会等での販売ができるよう販路を広げ、利用者の仕事をふやしていく。

3. 地域福祉について
地域の方に協力してもらう関係から始まり、今ではワークセンター豊新が地域の一部として認められてきた。これからは地域の担い手として、職員、利用者、グループホーム職員が積極的に地域行事に参加していく。その上でワークセンター豊新と地域住民が一緒にできることを見出し、地域の方とも対等な関係を築きあげていく。


イーハトーブ風の家
1. 事業について
現在4住居27人の利用者が入居している。土日祝利用の完全入居が56%、週末帰宅、日数限定利用の利用者が44%である。同性介護を基本としているため、ホームヘルパーが各拠点を往来する動きになっていたため、利用者の性別でグループホームを整備した。
しかし、慢性的な女性ヘルパー不足により、日中職員の援助を受けながら生活を支えている。引き続き求人活動を行なう。
2. 支援内容
(1) より利用者が主体となった日々を送るために
余暇活動、文化を大切にした支援。休日に何もすることがなく自室で過ごしたり、帰宅しても親子間で関係が悪くなることがある。家から離れて充実した人生を生きるために、利用者個人が好きな事に触れ、また新しい経験ができるように過ごし方を検討する必要がある。
また、お盆、お正月などグループホームで過ごさざるを得ない利用者にとってグループホーム職員が家族の代わりになり、文化的な連休を過ごせるようにする。
地域の住人として積極的に行事に参加して、当たり前に地域の中で生活をしていく。
(2) 高齢化に伴う支援
歩けていた利用者が転倒、骨折をして車椅子利用になった。その他にもADL(日常生活動作)の低下がみられる利用者が増え、健康診断や歯科通院により様々な健康の問題が現れてきている。健康状態を訴えることが難しいため医療機関と密に連携をとり、定期的な診察、健康診断を受けるようにする。少しでも長く住み慣れたグループホームに住み続けることができるように支援する。

3. 職員の資質向上
グループホーム職員は少人数で個々に業務を行なうため独自の判断で支援が進みがちである。問題が生じた時は相談できる職員関係を築き、疑問に思ったことは相談できるようにする。当たり前のことを判断できるようにする。
また、利用者の高齢化、重度化に対応できるように基本的な介護技術、知識を身につけられるような研修を行なう。


水仙の家
1. 事業について
地域の高齢者の方が安心・安全に利用できる4つの事業について、これにあたる職員が更なるスキルアップとサービスの質の向上を目指す。
地域住民から心のより所となるよう関係性づくりと実績を積み重ねていく。
また、災害時には、職員と利用者の安全、建物の被害状況を確認した後、すみやかに業務再開と福祉避難所の開設・運営ができるよう努める。
2. 地域密着型通所施設(デイサービス)
利用者が住み慣れた地域において、可能な限り自立した日常生活を営むことができるよう、一人ひとりの関心や意欲を尊重しながら、その人らしい生活の継続を支援する。医療的ニーズを必要とする利用者が多いことを踏まえ、日頃から健康状態の把握に努め、重度化した場合においても適切なケアが継続して提供できるようにする。地域に開かれた事業所として、さらに利用者の拡大を目指す。また、ボランティア及び実習生を受け入れ、地域福祉の推進に貢献するよう努める。

3. 訪問介護(ヘルパー)
サービス提供責任者は本人や家族の状況を的確に把握するとともに、事業所内やケアマネジャー・他機関と支援方針の共有を行ない、様々なニーズに対応する。障がい福祉サービスについては関連施設と連携していく。
4. 居宅介護支援事業(ケアマネジャー)
相談者のニーズに対応できるようスキル向上に務める。安心して相談できるよう社会的な役割を果たしていく。特定事業所加算の算定を実現し、事業運営の安定化につなげる。

5. 総合相談窓口(ブランチ)
「地域の身近な相談窓口」としてワンストップ型での相談対応を心がける。
個別支援だけでなく、地域住民が取り組む活動・行事に参加しながら地域の課題に目を凝らし広い視野を養う。

6. 地域向け事業の展開
コール・ポリアンサス(合唱)や独自のイベント(エルダー講座等)、百歳体操、また利用者家族の会を活発に開催し地域に愛される施設を目指す。


風の輪
相談支援事業 
1.
委託相談支援事業(西淀川区障がい者基幹相談支援センター)
(1) 本人・家族・支援者等に対する相談受付、情報提供、助言②困難ケースへの対応③区内の相談支援事業所への後方支援④地域の相談支援体制の強化⑤障がい者虐待や差別に関する通報・相談窓口。
これらの取り組みを通じて、水仙福祉会の理念である「本人主体の支援」が西淀川区の支援方針になるよう事例検討等を地道に取り組むことを継続して行なう。その他、以下の点を重点的に取組む。
①相談支援専門員初任者・現任者研修の「インターバル」を活用し、直接ケース検討を行なうことで区内相談支援専門員のスキルアップを図る。
②高齢者支援分野との勉強会を継続し、制度理解とともに、8050問題や障がいと介護保険の併用ケース、障がいサービスから介護保険サービスへの移行ができる相談支援体制を構築する。
③区政会議や西淀川区避難行動要支援者避難支援推進会議の委員として、災害時等における障がい児・者の危機管理について提案や意見具申を行ない、要援護者個別避難支援計画の作成の促進に向けて区内の相談支援事業所とともに取り組む。
④地域包括ケアシステム委員会等、地域連携会議を通して、基幹センターの役割、障がいの理解、本人主体の支援の周知啓発。
⑤精神障がい者の相談対応として、「訪問看護ステーション・といろ」の協力を得てケース相談を実施する。

2. 指定相談支援事業(特定・一般・障がい児相談支援)
昨年度に引き続き、機能強化加算Ⅰなど各種加算を申請する。今年度は、東淀川事務所も相談体制を段階的に強化し、東淀川区の地域ケースを積極的に受け入れる。また、地域生活支援拠点等の機能を担う事業所として登録し、区内の障がい児・者が住み慣れた地域で安心して住み続けることを支援する。
3. 地域自立支援協議会
区内の事業所が積極的に協議会に参画し、課題に取り組めるよう働きかけを継続することで、「本人主体の支援」を根づかせる。また実現可能な課題、中長期的に取り組む課題を整理し、年に1度「西淀川区長と地域自立支援協議会の意見交換会」を継続していく。大阪市が推進する地域生活支援拠点等整備に向け、区内の事業所に対して中心的立場に立って登録を働きかけ、障がい児・者にとっての住みやすい街づくりを目指す。


居宅介護事業 風の輪ホームヘルプ・豊新ホームヘルプ
1. 居宅介護事業所(居宅介護、行動援護、移動支援)の運営
(1) 専業職員が定着して、主体的に働ける体制の構築
主に、西淀川区は風の輪ホームヘルプ、東淀川区は豊新ホームヘルプが法人内グループホームや生活介護事業所の利用者を中心に個別のヘルパー派遣を展開しており、東西の利用者同士の交流も進んでいる。このため、グループホーム業務とホームヘルプ業務を兼務している東西専業職員の連携を強化、情報共有を行なう体制を整える。
東西とも、グループホーム責任者会議を定期的に開催し、専業職員と日中施設職員、両職員が兼務するホームヘルプ事業を含めた意見交換や情報交換を密に行ない、環境整備、職員の働き甲斐や、支援の質の向上等について話し合いを行なう場や環境を整備する。
令和8年度は、東西ともに記録の電子化を導入し、情報の整理・伝達を的確に行ない業務の効率化を目指す。
研修については、法定研修と感染症発生時や自然災害時の業務継続計画の共有・訓練を行ない、有事の際の支援を継続体制を整備する。法定研修以外にも、定期的なケース会議やヒヤリハットの分析を行ない、事故防止・虐待防止委員会を定期的に開催する。
研修等を通じて、支援のあり方やケースの捉え方等を学び手ごたえを共有する。また、職員間の風通しの良い関係づくりや、利用者の意思決定支援についても理解を深める。
(2) 法人内グループホームへのヘルパー派遣
法人内グループホームに入居されている利用者に対しては、必要に応じて計画相談員、グループホーム世話人、本人、家族、生活介護事業所職員と連携し、計画的に派遣を進めているが、明確になりにくい利用者の意思決定を支えるために、環境設定などの工夫をしたうえで、本人を交えた支援会議を継続して行なう。
また、訪問リハビリ、訪問看護、医療的ケア、介護保険が必要な利用者も増えていることから、法人内の関係者、法人外の医療関係者(医師・看護師・理学療法士等)や、ケアマネジャーとの連携を強化し、支援内容の確認と調整を行なう。昨年度に引き続き風の輪ホームヘルプでは、「大阪市重度障がい者入院時コミュニケーション支援事業」のニーズが増えることを見越して緊急を要する入院時の体制を整え、障がいのある人が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう大阪市が推進している地域生活支援拠点等の機能を担う事業所として申請準備、登録を行なう。


水仙の郷(有料老人ホーム)
1. ほうしん風の家4階に位置する水仙の郷について、令和7年度は稼働に至らなかったが、令和8年度には2、3人程度の入居を目指していきたい。

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