<風の子保育園の特徴>自由保育について(3)
2014年7月・第438号「風の子だより」より

 自由保育は、保育の中で大変難しい保育方法です。相当ベテランの保育士でないと苦労します。あらかじめ保育課題を決め、一斉に保育する方が余程楽です。

 自由保育は、子どもが主体的に遊びや生活を営むことを促す保育ですので、遊びは子どもが決めるようにすすめます。そのため保育士は、遊びの素材を準備し、遊びを展開する子どもたちを側面から援助します。 
 主体的に遊びをすすめることができない子どもや乳児期の子どもに対しては、まだ大人の介在が必要な段階ですので、一緒に遊びを広げていきます。

 小さい頃から遊びを自分で決めて、遊びの展開を工夫し発展させていく活動を通して、子ども自身の知的な発達を、その子なりの個性や主体性(人格)を確立していくことになります。

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設置・運営主体
社会福祉法人 水仙福祉会