<風の子保育園の特徴>自由保育について(4)
2014年8月・第439号「風の子だより」より

 反社会的な行為をして、新聞紙上に取り上げられた青年が無職と報じられることがよくあります。こうした人たちだけでなく、フリーターと言われる青年たちが沢山居ます。なぜ定まった職業をもって生きようとしないのだろうかと思います。

 こうした青年たちを作り上げた原因は、幼児期からの育児や学齢期の教育にあると思われます。小さい時期から集団的に管理され、目を開いている時間、行動を指示されて生活していると、思春期になって拘束から逃れたいという、潜在的意識が働いて、大人になって本当の意味の自立に結びつかないのではと思われます。

 したがって風の子保育園の自由保育は、子どもたちの将来の人生において、自分の頭で考え、自分で行動を決められるという自立した人間の基礎づくりの考えでもって取りくんでいるものであります。

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設置・運営主体
社会福祉法人 水仙福祉会