ぞうさん、卒園おめでとうございます
2016年3月・第458号「風の子だより」より

 早いもので、今年の保育もいよいよ終りに近づいてきました。五才児のぞうさんは、もうすぐ卒園式を迎えます。今年は、29人の子どもたちを送ることになります。

この内、8人が0才児の赤ちゃんクラス、白ぐみから出発し6年間もの永い間、保育園に通いました。また、1才児から五年間通った子が13人もいます。この子たちにとっては、目を開いて活動している時間の多くが保育園での生活でありました。したがって、保育園は第2のふるさとだと言っても過言ではありません。

 それと共に、この永い年月、子どもと同じだけ通ったご両親、とりわけ、お母さんは子どもと同じように卒園したという印象が強いことでしょう。それだけに元気に成長され就学されることに、喜びも大きいことと察します。

 さて、子どもたちにとって、青年期になって一番想い出し懐しくなるのが保育園だと言われています。それは遊ぶこと、食べること、寝ること、すべての生活を毎日長時間くり返しくり返し、行ってきた体験が、体の中に染み込んでいるからでしょう。毎年、8月の末に開催される夜店まつりには、大きくなった卒園児の人たちが大勢遊びに来ます。普段、園の前を通っても中へ入ることは敷居が高い気持ちでしょうが、夜店まつりは入りやすいのでしょう。懐かしい友だち同志が、あちこちで話合っている姿を見掛けます。

 2月19日の夕、卒園する保護者の懇談会がありました。お母さんたちからは、就学してからの今後について沢山の不安や心配事が出されました。生活リズムのこと、登校や下校のこと、学校への持物や忘れもののこと、友だち関係ができるかどうかのこと、等々でしたが、特に「いじめ」のことが第一の心配ごとにあげられました。

 学校に入ったから、いままでのぞうさんが急に成長するわけではありません。まだまだ支えてあげることが必要です。子どもたちには、次々と新たなステップと課題が待っていますので、これからも共に人生を築いてあげてください。ぞうさんの皆さんの健康な発達を心よりお祈り申し上げます。 

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