| ● | 暑い夏を迎えるに当たって 2019年7月・第497号「風の子だより」より |
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| もう直ぐ暑い夏がきます。この夏の時期、子どもたちにとって何よりも水遊びが一番です。保育園では、毎日プール遊びを用意しますが、ビニール製の組合せのプールです。保育園開始して以来、60年有余続けていました。それは、プールを設置するスペースがなかったからです。 ところが、風の子保育園があった旧園舎の一部の敷地が活用できることになり、今年の五月初めからコンクリート製のプール設置工事を進めてきました。タテ20メートル、ヨコ3メートル、深さ60センチのプールです。幼児さんにとっては、これまでのビニールプールの3倍以上あります。水質浄化装置も年間通して稼働する本格的なものです。 このプールは、7月初旬に完成しますので、この夏は、ぞうさん、きりんさん、くまさんにとって、体いっぱい動かして楽しむことができるでしょう。児童館の学童児も、学校のプールのような広さはありませんが、水遊びの感覚で午後のひととき楽しんでもらえたらと思っています。 保護者のみなさんも、どうぞ一度、子どもたちの水遊びの様子を見学していただけたら嬉しく存じます。 さて、夏を楽しむ行事として、今年も夜店まつりを開催いたします。これは保育園の地域活動として毎年実施してきました。今年は39回目になります。最近、保育園とか小学校は、往々にして地域の人から「子どもの声がうるさい」という苦情があります。私たちの園でも、楽器の音、プール遊びの声などに数回苦情を受けています。 街で、子どもの声が聞こえるのは、本来ノーマルな状況だと思うのですが、少子化になり、街の中で遊ぶ子どもが減り、車の音だけになってしまった現代だからこそ、保育園や小学校が地域の中で、もっと支えられる姿が必要です。夜店まつりは、地域の人たちに足を運んでいただき、楽しんでいただくことを通して、園の理解者になっていただきたいと思います。 この夜店まつりは保護者のみなさまのご協力をいただかねば出来ませんので、どうぞ夏のひととき、ご支援のほどお願い申し上げます。 |